高層ビルに囲まれたエリアでない限り少し視線を伸ばせば、そびえ立つ送電鉄塔の存在に気がつく。送電線の長さや立地、切り替えの角度などによりその形状は様々で、月夜の電信柱・・ではないけれど人格?みたいなものを感じてしまう。全国で約24万基あり、内3万基程が建設から50年以上経過し、建て替えが急務との事。インフラを維持しながらの作業となる為、高度な技術が必要とされるらしい。少年が送電鉄塔をたどりながらそのルーツを目指す『鉄塔武蔵野線』という映画の事を思い出した。
数多くのボルトがその役割を全うしている